神湊から船で30分、宗像市の『大島』に行ってきました。
福岡県内最大の広さをもち、世界遺産候補「沖ノ島」の関連遺産群とされる「中津宮」や「沖津宮遙拝所」など、自然の豊かさと歴史の深さを同時にあじわえる注目の離島です。
現在は九州オルレコースとしても認定されており、島内観光はウォーキング、レンタサイクル、無料観光バス(期間限定)と幅広い層が楽しめる環境が整っています。
今回は電動自転車を借りて、いくつか主要スポットを巡ってきた様子を紹介します。それではレッツゴー!
まずは「中津宮」へ
まずは港からも近い「中津宮(なかつみや)」にやってきました。
ここは宗像三女神の一神「湍津姫神(たぎつひめのかみ)」が祀られており、宗像大社にある「辺津宮」と向かい合うカタチで鎮座しています。
道中も神秘的で、ちょっと森林浴気分。
拝殿も威風堂々。『大島』は七夕発祥の地ともいわれているため、縁結びの御利益があります。
左の丘にも「織姫神社」という名があったので、強力な縁結びパワーがあることまちがいなしでしょう。
沖ノ島が見えるかも?「沖津宮遙拝所」
お次は「沖津宮遙拝所(おきつみやようはいしょ)」に向かいました。
「沖ノ島」は原則立ち入り禁止かつ女人禁制のため、「沖ノ島への礼拝」の役割を担う場所として、18世紀ごろに建てられてます。
近くにくると、これまた静かな迫力ありますね。天候もよいですし「沖ノ島」を眼にすることができるのでしょうか!
んんんんんーーー!?見当たらない、、わたしの淀んだ瞳じゃ見えないのだろうか、、、?
あきらめきれずCanonのG3X(1200mm相当ズーム)で覗き込むも、やはり見えませんでした。これはなかなか難易度たかいですねー。
晴天かつ雲がすくない条件がそろうと、こんな感じで見えるとのこと。日頃の行いをよくして来たほうがいいでしょうな。
まるで海外の絶景「風車展望所」へ
「風車展望所」へはかなり距離があります。
地元っぽいひとに「あそこまで行くのか、ひえ〜」みたいな反応されたので、ちょっと不安になりつつ向かいました。
港から直行でくると、電動サイクルで30〜40分はかかりますね。
それも急勾配な坂がつづくので、普段運動してない私はバッテバテになってヒィヒィ言うてました。体力に自信ない方は他の選択肢が良いでしょう。
目的地には綺麗なトイレもあり、観光スポットとしてきちんと整備されてます。
まぁ、どんな疲れもこの景色を見れば吹っ飛びますけどね。
草原と青空の全方位パノラマ
ブワーーーッと眼前に広がる「草原と青空の一大パノラマ」。気持ちよすぎー!
「ただ、ここにいるだけでいい」
と思わせてくれる、風と空気の心地よさは日本ということを忘れさせてくれるほどの解放感。ここはおすすめですね〜。
癒しの風景をボーーッと眺め、ここに1時間以上たたずんでました。(バテバテだったのもありますけど)
春になれば菜の花も咲くようなので、また再訪したいな。
最後に港ちかくの「筑紫道中記」のなかで歌われている「夢の小夜島」を眺めて帰路に着きます。滞在時間は5時間ほど、次の日は筋肉痛バッキバキでしたけど気分爽快な旅になりましたーリフレッシュ!
その他、観光情報
島内観光に役立つ移動手段を記しておきます。期間限定の可能性もあるので、参考までに。
無料観光バス(期間限定の可能性アリ)
主要5箇所を巡る観光バス。だいたいみんなこれ乗ってましたね。
レンタサイクル
レンタサイクルは一般車600円、電動アシスト車1100円。サイクリングコースとしては最高に気持ちいいので、体力ある方は是非こちらをおすすめ。
あとはタクシー貸切してるひともいました。時間節約とゆっくり観光タイムを両立するなら、いい方法ですね。
あとがき
さすが県内最大の広さもあって、まだまだポテンシャルを感じる島です。
世界遺産関連群となって、ますます盛り上がるでしょう!
次はもうちょい体力をつけてサイクリングすることにします。大島最高!
大島へのアクセス情報
■神湊漁船ターミナル■
・近隣に有料駐車場有り
大島への渡船時刻表はこちら。