福岡県宗像市のシンボルでもある「楠の木」、市内には県指定記念物の大楠がみっつあります。
その中のふたつに「平山天満宮の大楠」「光岡八幡宮の大楠」と呼ばれ、近年パワースポットとしても知られだし、訪れるヒトが年々増えてきている場所があります。
大きさや樹齢など、ほかにも立派な大楠はたくさんあるでしょうが、このふたつの大楠は少々おどろおどろしい少し趣のちがう樹形をして、なかなか味わい深いです。
それでは見ていきましょう。
三つ又の大樹・平山天満宮の大楠
樹齢400年、高さは約32m、1975年に福岡県指定天然記念物に指定され、樹勢は現在もきわめて旺盛です。
大きく3つに枝分かれした出で立ちが特徴で、単幹のものとはまた違った魅力を醸し出しています。
うねるような混沌とした天上のシルエットは、この樹形の賜物。どこか不気味で独特な魅力のある大楠です。
蛇腹の足・光岡八幡宮の大楠
樹齢500年、高さは約29.5m、1956年に福岡県指定天然記念物に指定され、こちらも樹勢は衰えることなく旺盛です。
特徴はなんといっても、この剥き出しの足。いまにも歩きそうな迫力と威厳があります。
パワースポットとしては、こちらのほうが有名となり、感じるヒトにはびんびんくるらしい。
宗像大社にある「高宮祭場」もとてつもないパワースポットみたいなので、興味があるかたはこちらをどうぞ。
あとがき
このふたつの大樹、生でみると結構感動しました。
もうひとつ、宗像には「横山の大楠」というのがあるみたいなので、機会があれば行ってみようとおもいます。
それではまた〜。