桜シーズン真っ只中、各地の桜の名所はヒト、ヒト、ヒト!のどんちゃん花見で賑わってますね。
宗像市の名所といえば、花のお寺と呼ばれる「鎮国寺(ちんこくじ)」が有名です。
そしてもうひとつ、快速列車も停まるJR赤間駅から徒歩1分の「釣川沿い」も素敵な桜スポットなのはご存知でしょうか。
花見客もほどほどで、川や田園、山の風景と桜並木がマッチしたおすすめの名所です。
今回はサクラ満開の季節に散歩してきた様子を紹介していきます。
JR赤間駅から徒歩1分
赤間駅南口を降りてすぐ、駅が見える橋の左右を見渡しますと
川沿いに咲き乱れるサクラ並木が、どどーんと目の前に広がります。
快速や特急が停まる駅近で、こういった景色は結構めずらしいんじゃないでしょうか。
片方には、花見客もチラホラ見えますね。釣川の石碑がある道は往復40分ほどあるウォーキングコースとなっております。
地域の方たちのおかげでしょうか、川もキレイな状態で頭が下がります。
自然と花見客のマナーも良くなるんでしょうね。それでは歩いていきましょう。
桜並木と謎のモニュメント群
スタート地点のこの桜は大きくて見事、春爛漫な気分で歩き出せます。
そのまま桜を眺めながら、てくてく歩いていると
おや、なにかいる、、?
とおくを見据える背中に哀愁すら漂う、謎の物体が座ってます。
どうやら名前は「のぞみさん」というようで、思ったより可愛らしいネーミング。
うごかずとも色んな角度から、色んな表情がうかがえる、なんとも気になる存在ですね。
こちらが別れを惜しんでしまう横顔からは
「散歩たのしんでな〜」と、しずかに見送ってくれてる感じ。背中で語る「のぞみパイセン」かっけぇす、、!
じつは釣川沿いの道には、こういった謎のモニュメントが10個ぐらい点在しております。
これとか作品名「pochari(ポッチャリ)」、なかなかロックですね〜。
無機質なものから、サイケなものまで、さながら作家たちによる「青空美術館」。
こういうシュールなもの好きなヒトにはたまらんのじゃないでしょうか。
中間地点の「田久公園」
あの橋がみえると、中間地点の「田久桜公園」があります。
この辺りも花見されてる方いますね〜とはいえ、多くはないです。
ここは20台ほど停めれる駐車場がありますんで、利用しやすいですね。知る人ぞ知る花見スポット。
桜並木の向こう側には、登山しやすいことでも有名な「城山」がそびえ立ち、全方位春爛漫の自然のなかで花見を楽しめることでしょう。
桜並木はつづく
中間地点すぎた先も、うつくしい桜並木は続いていきます。
この石碑がある公園が折り返し地点、歩くだけなら片道20分ほどでしょうか。
車で来たなら戻るしかないですが、電車の場合、このまま「JR赤間駅」にもどるよりも「JR教育大前駅」に行ってもさほど距離は変わりません。
では、案内しましょう。
唐津街道「赤間宿」から「教育大前駅」へ
さきほどの石碑から見える黄色い建物の方向へ
そのまま真っ直ぐ進むと歴史ある街並みとして有名な「赤間宿」を通って、そのまま「教育大前駅」にたどり着けます。
この街道は創業200余年「勝屋酒造」や、日替わり軽食やお土産豊富な「街道の駅・赤馬館」など、立ち寄れるお店が結構あります。
歴史的な建造物もあり、有名なものでは「日本人にかえれ」の名言で知られる、出光興産創業者「出光佐三」の生家が建ってます。
そして、「教育大前駅」ちかくにも「熊越公園」という自然が池を囲う穴場の桜スポットがあります。
駐車場も20台ほど停めれますので、熊越公園から散策するコースも有りですね。
ここまで、折り返し地点から徒歩20分ぐらいの距離なので、来た道もどるより楽しい散策になるんじゃないでしょうか。
あとがき
釣川沿いの花見コースは電車でも利用しやすいのが良いところですね。
なにより、花見客が多すぎるということがないので、まったり散策されたい方にオススメできます。
のぞみパイセンも背中で見守ってくれるはず。参考になれば幸いです。